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2022年新作発表まで3日。動向が注目されるミルガウスの異変!?|ロレックス通信 No.139

ロレックスの2022年新作モデルが発表される予定の、スイス・ジュネーブで開催される「Watches & Wonders Geneva」(ウォッチ&ワンダー ジュネーブ)も3日後(日本時間で3月30日)に迫った。さてどんな新作になるのやらという感じだが、例年だと年明け早々からSNS上ではその予想合戦が繰り広げられ大いに盛り上がる。しかし、それがなぜか今年はその盛り上がりがあまりみられない。

人気新作★ロレックス時計スーパーコピー コスモグラフ デイトナ 116508【N級品】

型番 116508
機械 自動巻き
材質名 イエローゴールド
ブレス・ストラップ ブレス
タイプ メンズ
カラー グリーン
外装特徴 タキメーターベゼル
ケースサイズ 40.0mm
機能 クロノグラフ
強烈なグリーンダイヤルで、「あぁ・・・新色か」と思ってしまいがちですがリファレンスが変わっていました。
思うに、SSのデイトナとWGのデイトナの見極めにベゼルとブレスレットに相違点を設け
併せてレザーつながりでYG/革のベゼルも変更したのではないでしょうか。
因みに5桁金無垢デイトナはYG、WGのモデルしかありませんでしたが、
Ref.16528(金無垢ブレスレット)と16518(レザーベルト)、Ref.16519(レザーベルト)とわかれ、
下2桁の数字はベルトで差異があるのかと思いましたが、しっかりベゼルのデザインが違いました。
さて116528から116508へとなりましたが・・・
下2桁の数字は所謂ベゼルのバリエーションナンバーです。

いまや旧型のムーヴメントが搭載されているのはミルガウスとエアキングだけと、モデルチェンジの大方の予想がついているのと、両者ともロレックスの人気プロフェッショナルシリーズのなかでは人気が低めのモデルだということもあるのだろうか。加えて、ロレックス自体が高騰しすぎて、かなり遠い存在となってしまったことから、どうせ買えないという諦めもモードも大なり小なり影響しているのかもしれない。

さて先週のロレックス通信では、そんな候補とされる二つのうち“エアキング”について取り上げた。そこで今回はミルガウスについて簡単におさらいさせていただく。

ミルガウスは、機械式腕時計の天敵のひとつ“磁気”に対抗するべく優れた耐磁性能に特化して開発されたいわゆる耐磁時計である。最初に開発されたのは1956年と歴史は古い。名前はフランス語で1000を表す“ミル”と磁束密度の単位“ガウス”を組み合わせた造語だ。

ただ、当時はいまと違ってパソコンすら一般的ではない時代。スマホなんてもちろんない。その意味では時代的に特殊すぎたのだろう88年頃に生産終了する。それが2007年に復活(Ref.116400)を遂げた。そして意外にも今年で約15年と生産期間は長い。モデルチェンジ(または生産終了)が確実視されている背景にはこのことも大きい。

このようにミルガウスひとつとっても実際のところまったく予想がつかないというのが現在のロレックス市場なのである。


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