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ヴァージル・アブローによる初の「ルイ・ヴィトン」メンズキャンペーンが公開

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ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ アーティスティック・ディレクターによる「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2019年春夏のメンズキャンペーンビジュアルが公開された。

 第1弾をフォトグラファーのイネス・ヴァン・ラムスウィールド(Inez van Lamsweerde)とヴィノード・マタディン(Vinoodh Matadin)が、第2弾をアルジェリア人マルチメディアアーティストのモハメッド・ブーロイサ(Mohamed Bourouissa)、第3弾をオランダ人フォトグラファー、ライモント・ヴァウダ(Raimond Wouda)が撮影した。内容も商品ではなく、18年6月にパリで披露した彼のデビューコレクションの価値観を表現することに焦点を当てている。

 「私は単に服をデザインするだけではもの足りない。私のデザインが存在する根拠を伝えていくことにより引かれているんだ。それが、物に対する“句読点”で、今日におけるコンテクスト(文脈)だ」とヴァージルはコメントを寄せた。

 イネスとヴィノードは「オズの魔法使い」をテーマにした19年春夏のセーターを着て折り紙で遊ぶ3歳の男児、アリース(Alieyth)や、7歳の俳優、レオ・ジェームス・デイビス(Leo James Davis)が目を閉じてレインボーに浸るイメージを撮り下ろした。

 2月1日に掲出されるブーロイサによる第2弾は、19世紀の画家、ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbe)の作品にオマージュを捧げたフォトビジュアルで、中央のヴァージルを彼のチームのメンバーや仲間たち、モデルが囲む。全員19年春夏コレクションを着用している。

 第3弾ではヴァージルが6月のショーでゲストのために用意したカラフルなTシャツを着た学生たちをロサンゼルス周辺の学校で撮影。ヴァウダはオランダ黄金時代の群像画を現代的に解釈した。